以前にも書いたように、私の住むダバオと言う街はフィリピン第3の都市で、
日本に置き換えるならばマニラは東京。ダバオは名古屋や大阪。セブ島は沖縄と言ったところでしょうか。
やはり地方ごとに文化や習慣も違いますが、
おもしろいことに日本の東京・大阪・沖縄とマニラ・ダバオ・セブには驚くほど共通点があります。
沖縄とセブについては説明するまでも無くお分かりになるでしょう。
そう「観光リゾートアイランド」ということです。
主要商業は「観光」であり、人々はその土地に求めるのは「癒し」です。
沖縄よりも国際的リゾートアイランドとなっているセブのほうが、
すべてに置いて優っているかもしれません。
正直なところ、私はセブに行った事が無いため
詳しいことはよく解らなかったりします^^;
マニラと東京の類似点は、
世界中のすべてのキャピタルシティに当てはまることかもしれませんが、
「人が集まる近代的な都市」と言うこと。
日本で地方の若者の多くが上京を望むのと同じように、
地方のフィリピン人は上マニラを望んでいます。
貧しい国フィリピンでは海外に働きに出る人も多く、
他国で結婚をしてフィリピンに戻ってくる人も多いため、
日本人、中国人、アメリカ人、ロシア人、イギリス人と様々な人種の人がマニラには集まっています。
そんな国際的な影響を強く受けている為、人は何処か垢抜けており、
町には、近代的な巨大ショッピングモールやビルが建ち並んでいます。
一方、ダバオにはマニラにはないモノを擁しています。
大阪にあって東京にはないモノと同じです。
それは「人情」です。
基本的には、フィリピン人の多くの人たちは日本人よりも格段に「人情」を持っています。
が、ダバオの人たちは日本人が恐縮してしまうほどの「人情」を魅せつけてくれます。
例えば、私はある家庭にお世話になっています。
以前私の誕生日がありました。
私が裕福では無く、あまり援助出来ていないその家庭では、
日々の食事も満足に出来ない状況にあり、
誕生日を祝ってもらおうという気も、私にはありませんでした。
しかし、誕生日当日にはケーキや豪勢な食事がテーブルに並んでいました。
私がおずおずと、お金はどうしたの?と尋ねると、
ブンソ(末っ子)がそっと耳打ちで教えてくれました。
「タタイ(お父さん)とナナイ(お母さん)がネックレスを売った」
そう聞いて私は、泣きそうになってしまいました。
頭の隅々まで探してその時の感動を伝えようと思いましたが
来比して間もなく、英語ももともと中学生英語ぐらいしか頭に入っていない私は、
「salamat(サラマット/ありがとう)」
と、一言しか答えることができませんでした。
それでも彼らは終始笑顔で私の誕生日を祝ってくれました。
そんな温かな心を持っている人たちと、
共に笑い、共に怒り、共に泣き、
共に生活しているだけで、私の心まで温かくなるようで、
日々の生活がとても楽しく感じる管理人でした。