面白みもなく当り前なことですが、
「お金持ちの日本人」
多くのフィリピン人たちはそう思っています。
それはそうでしょう、若い女性同士の観光客ですら、日本から2泊3日程度の観光に来て、
その間に10〜20万ものお金を使って帰る日本人が、
フィリピン人にとっては信じられないほどのセレブな国に思えるのでしょう。
平均月収が12000円程度のこの国で、日本人達は自分たちの年収分以上のお金を2〜3日で使って行くんですから無理もありません。
銀座や歌舞伎町のクラブなんかで一晩で100万使うとか、
そういったバブリーな話と同じですね。
日本人ならそんな話を聞いても
「大金持ちっていいなぁ〜」と漠然的に思うだけで終わりますが、
フィリピン人にとっては日本人すべてがセレブに当てはまるのですから、
「日本という国はなんてすごい国なんだ!」と思うことでしょう。
まぁ実際日本はバブル崩壊以降、長期的な不況の最中にあり、
現在では世界同時不況によりさらに「貧乏な国」となっている訳ですが、
私たちの感覚の「貧乏」とフィリピン人の感覚の「貧乏」に差がありすぎて困ります。
彼らは「今日食う米にも困る」という極貧生活が当たり前なのですから・・・・
私がフィリピンに来て間もない頃、外に飲みに出かければ、
私の知らない友人の友人みたいな人たちが多数集まってきます。
もちろんみんなタダ酒にありつけると思って集まって来ており、
当り前のように飲んで、当たり前のようにそのまま帰っていきます。
しかもお礼の言葉もナシに・・・・
最初私もそんな彼らを見て、
「なんてずうずうしい奴らなんだ!」
と、ムカついたこともあり、
周りの人間に、
「自分は貧乏な日本人だからお金がない。飲みには行けない」と、言い続け、
あたりにその事実を浸透させる努力をしていました(笑)
するとどうでしょう。
以前タダ酒を飲みに来てた名前も知らない人たちから
「飲み会あるからきなよ。お金はいらない」とお誘いがどんどん来るではありませんか・・・
行ってみると、本当に「アレ食え、コレ飲め」とタダ酒を飲まして貰いました^^;
どうやら私は考え違いをしていたらしく、
フィリピン人の感覚では、「お金は持ってる人が払う」というのが当たり前。
彼らは私が「日本人」だからタカリに来たのではなく、飲むお金を持ってるから集まってきたのでしょう。
私は、多少の意地悪のつもりで「お金ないから飲みにいけない」と言っていたのに、
彼らには「お金がなくて飲みにも行けないカワイソウな日本人」と直に伝わってしまったらしく、
同情される形になってしまったのです^^;
私がお世話になっているファミリーがよく胸を張って言っていました。
「日本人はプライドが高すぎる。」「フィリピン人はWalan pride!(プライドなんてない)」
たしかに日本人はプライド高すぎるのかも知れません。
他人様に迷惑を掛けないことを美徳とする日本のライフスタイルでは
プライドは必要不可欠ではありますが、
フィリピン人に言わせれば
「フン!プライドで飯が食えるのかい?」と言うことなのでしょう。
まさにその通りで返す言葉が見つかりません・・・^^;
フィリピン人のハングリー精神は見習いたいなと思う管理人でした。